6月28日に古代のさらしな解明集会!

 2014風月シンポsamuneiruさらしなの里のシンボルである冠着山(かむりきやま)。その稜線の北西に古峠(ことうげ)と呼ばれる場所があります。奈良・平安の古代、都の貴族役人たちが赴任先の任地との往来などに使っていた峠です。当時の国道である東山道(とうさんどう)の支道がさらしなの里を通っており、この峠を上り下りする都人たちが冠着山に姨捨山の異名を与えたと考えられます…。

 そんな歴史のあるさらしなの里のことについて知ってもらう集会を6月28日(土)、文化芸術を楽しむ住民団体「更級人(さらんど)風月の会」が開催します。分かりやすくするために、地元の歴史研究家2人に対談形式で質問に答えていただきながら語ってもらいます。2人は戸倉史談会の事務局長、大橋静雄さんと、同会常任幹事の北村主計(かずえ)さんです。

 「更級人風月の会」では「奈良・平安という古代のさらしなの里の姿が、目に浮かぶようにできれば」と話しています。

 会場は明徳寺(千曲市羽尾5区)。午後6時開演で、1時間ぐらいを予定しています。入場無料です。終了後、希望者による懇親会があります。飲食物を用意するため参加者数の把握が必要です。懇親会希望者は事前予約をしてください。会費は1300円です。

 写真は集会のチラシ、画像をクリックすると、拡大します。