更旅218号・展望館でさらしなそばが食べられます!

更旅・さらしなそばsamuneiru

 「さらしな」と言えば「さらしなそば」。そしてそばの色は「白」。古来、都人が純白の里をイメージしてきたさらしなの里(長野県千曲市更級地区、旧更級郡更級村)にぴったりの「手打ちさらしなそば」を提供する食事処があります。羽尾5区の郷嶺山(ごうれいさん)にある、さらしなの里展望館です。
 右下の写真の中央、2階建ての建物が同展望館で、後方にそびえる山が都に姨捨山として知られてきた冠着山(かむりきやま)です。国の重要文化的景観に選ばれた姨捨棚田の一画、吉野区の田んぼから見た光景です。さらしなの里展望館からは、その名の通り、さらしな姨捨の名月と、その名月をさらに美しく見せる千曲川の流れなど、都人あこがれの景観が一望できます。
 さらしなそばは実の中の白い部分を使い、上品で独特の弾力があるのが特徴です。江戸時代に広まった食べ方で、白色は高貴な人の食事にふさわしいことから「御前そば」という別名もあります。
 さらしなの里展望館では「打ちたてを味わってもらいたい」(そば職人の深澤一吉さん)ので、前日までに事前予約をしてほしいということです。メニューは通常の手打ちそばとセットの二色盛りと、さらしな単品。ともに1人前1000円、天ぷら付きだと1550円です。夜は握りずしなど多彩な料理も提供しています。電話026(276)1800です。

 「さらしな」という地名と「白色」の関係については、 シリーズ154155156157159161などを、「さらしなそば」についてはシリーズ8をご覧ください。

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