さらしなの歌

*自作の短歌、随時アップしています*

11月28日 千曲川西堤防を走るわれさらしな一望ビューラインなり
     さらしなのビューラインだと繰り返しいつかみんなで「さらビューライン」

11月1日 万代(よろずよ)にしげる万の言の葉の一葉われはさらしなに在り

10月17日 児を抱(いだ)く姿の岩と見上ぐるに打たれて刺さる太き大釘

10月14日 川原がすみかでありし粟うづら宮を飾りて災い防ぐ
     もち食めばさらさらすべすべ身も心詣でしときはうづらやの茶屋

10月13日 ナウマンゾウ歩みし道なり千曲川月の都の地盤を固む

10月11日 御麓(みふもと)と書く山里に日は沈み久露と書く滝黒滝となる

10月1日(中秋) 日本の遺産となりてさらしなの月はればれと舞台に上がる 
        日本の遺産となれるさらしなの月奥ゆかし見えては隠る

9月21日 夜の棚田つき影吸いて真黒闇ここにおわせり大日如来

8月15日 平和橋
    平和橋 映画「ビルマの竪琴」に DVDをアマゾンに買う
    木橋の平和橋なり川向こうの高校通い路車輪のひびき
    両岸は田畑のみなり西先のお八幡(はちまん)さんへの道なりし

    僧演ず中井貴一の光背としてそびえたり冠着山は
    ふたたびの戦争のなき願いこめ名づけられしと今に知りたり

8月1日 首都の五輪二度目のはずの二〇二〇 月の都は日本遺産に
    大きなる望月二つ照らす年 月の都は輝きませり

7月28日(冠着例祭) いただきに一夜籠もりて冠着の精霊に会うさらしなびとは