地元の屋代高校・中学校の天文班と栞の故郷推進委員会が中心になって、「田毎の月」を鏡などで実見するプロジェクトが10月18と19日の夕刻に行われるのですが、稲穂の集まりを満月に見立てた粋なプレイベントのようです(詳しくはhttp://www.sarashinado.com/?p=6821を参照、19日は満月)。
プロジェクトの場所は、写真中央やや右にある建物の向こう側の棚田付近です。そのさらに奥、中央に少しくぼみのある山がさらしな姨捨の名月として特に世に知られた鏡台山です。月は夜な夜な、顔を出す位置が北へと移動していきます。天文班のみなさんは、10月18日と19日のそれぞれの夕刻、山並みのどの辺から月が顔を出すのかを計算し、月がいくつも同時に見られるような観月の舞台を大きな鏡などを使ってつくりあげます。
画像をクリックすると、PDFが現れ、印刷できます。