観月祭で、すずき大和さんがトークショー

 さらしなの里をはじめ千曲市の発展にお力添えをいただいている漫画家・絵本作家のすずき大和先生に、今年9月の「さらしな・姨捨観月祭」に再びおいでいただくべく企画を進めています。

 当地は俳人、松尾芭蕉が月を見るためだけに狙った旅先なのですが、すずき先生は昨年春、なぜ芭蕉が当地に旅をしたのかの謎に迫る絵本「ばしょうさんとおばすて山の月」を出版しました。千曲市と千曲市教育委員会のご協力を得て、市内の幼稚園・保育園、小中学校などに届けることができました。さらしな・姨捨観月祭では、親子のみなさんを中心に、「月の都」としての千曲市の景観を体感していただき、すずき先生のお人柄や発想の面白さにも触れたもらいたいと思っています。企画が固まりましたら、あらためてご案内します。

 なお、すずき大和先生と千曲市の縁(ゆかり)については、更級への旅新聞102号「芭蕉一行が千曲市のロゴマークに」、104号「鏡台山に現れたつきたて餅」、132号「それぞれの感性でそれぞれの『月の都』」、136号「松尾芭蕉と千曲市の縁の深さが絵本に」などをご覧ください。

 すずき大和先生は松尾芭蕉の「更科紀行」を漫画で描く「まんが 松尾芭蕉の更科紀行」も出版しています。