更旅186号・夕闇のさらしなビューライン

更旅186・夕闇の里samuneiru  この写真は、冠着山(別名姨捨山)の頂上から北方向の下界を映したものです。中央を流れるのが千曲川、手前がさらしなの里(旧更級村)。撮影は2009年7月25日の夕暮れ、どんどん闇が深まり、街路や家屋の光が灯っていく途中の一瞬の光景です。
 降っていた雨が上がり、ほんのり冷たい湿気のある空気。肌に潤いを与えるような感じがあり、水もしたたるような艶やかさを覚えました。
 千曲川の流れは平和橋と千曲橋の間で大きく蛇行し、このカーブも艶やかです。歩行者と自転車の専用道「さらしなビューライン」は手前側の堤防です。
 この写真の撮影後、絶滅も心配されている希少種のヒメボタルの舞いが始まったのでした(詳しくはシリーズ97号をご覧ください)。画像をクリックすると、PDF現れ、印刷できます。